台頭する顔
郭晶晶

薄い白目がちの切れ長のつり目。
これはキツネ目ともいえます。
それに対して鼻筋の通った高く狭い鼻。
昨日の鼻の側面の分類でいえば「鼻根低・鼻高・鼻筋高・口奥」型の鼻です。
薄くて鼻が高いというのは、平安貴族、つまり麻呂顔などとよばれます。
薄顔の中で育った私たちにも親近感のわく顔かもしれません。
その顔を持った彼女が、欧米の濃顔人を「デブ」呼ばわりしたのです。
これは決して許されるべきものではないです。
意識的に不快であると思うことにしました。
思わないと怖いから。
日本人女性がこんなことを言えるでしょうか。
そのとき例えられたエリカ様だって言えないでしょう。
もちろん、今回の件は顔のことを言ったわけではないのですが、
この薄顔を持った女性が外見について濃顔の欧米人に優越的な発言をしたということは、私にとって衝撃的なことでした。
郭晶晶さんの顔は日本にも多くいる顔です。
中国の美容整形事情というのは分からないのですが、目頭や鼻筋の整形はありうるとしても、奥二重ですから、少なくとも二重瞼の整形はしていないでしょう。
ことさら欧米の濃人の顔を模倣するような濃い化粧をしているようにも見受けられません。
もし薄い顔についても欧米の濃人と対等、または優越的な意識を持つ中国人が多いとするならば、自分の薄い顔に自信が持てず美容整形や原形をとどめない化粧に走る韓国人や日本人は置いて行かれ、メディアでさんざん言われていますが、まさに中国の台頭を感じさせることになる。
中国人の顔は日本人以上に複雑と言えます。
あれだけ広いのですから。
しかし、中央の顔を見れば、薄い顔の政治家がほとんどなので、今のところ、薄顔が支配する国と言っていいでしょう。
(それは日本にも言えます)
以前述べたように、もし、顔の美が権力によって左右されるとするならば、アメリカの白人社会では黒人と呼ばれるオバマ氏が大統領になったこと、そして、この中国が台頭したとき、顔の美の変化が起こるかもしれません。
日本人は顔の何に美を感じているのですか。
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